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世界遺産ってよく聞くけど、「世界遺産って何?」って言われたらよくわからないなあ。世界のかっこいい建物とかきれいな自然ってこと?

うーん、実はそれだけでは世界遺産とは言えないんだ。今回は「世界遺産ってなに?」という質問に、とってもわかりやすく答えていくよ!
① 世界中(せかいじゅう)のみんなにとって大切(たいせつ)なたからもの
世界遺産とは、世界中の人たちにとって大切で、残していくべき宝もののことだよ。
たとえば、エジプトのピラミッド、日本の富士山、イタリアのコロッセオなどは、昔の人がつくったすばらしい建物だったり、自然が作り出した特別な場所だったりするよね。
こうした場所は、「人類共通の宝」とよばれているよ。
ひとつの国だけでなく、世界のみんなで大切にしようという考えなんだね!
② 「ユネスコ」がきめるリストにのっている
世界遺産は、だれでも「これが世界遺産!」と決められるわけではないんだ。
国際連合の中にあるユネスコ(UNESCO)というグループが、いろいろなルールにもとづいて「これは世界遺産にふさわしい!」と選んでいるんだよ。
ユネスコについては、別の記事で詳しく説明しているよ!

僕の家も結構おしゃれでかっこいいけど、世界遺産にならないかな?
特に僕の部屋なんかおもちゃも多いし、壁に貼ってある掲示なんかもセンス抜群なんだ!

世界遺産になるのってそんなに簡単じゃないんじゃない?だいちくんの家は確かに素敵だけど、世界遺産ってそんなに簡単にはなれないと思うよ。
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そう、世界遺産は厳しい審査を受けて決定されるんだ。世界遺産に登録したくても審査に落ちたり、合格するまでに何年もかかることもよくあるんだよ。
世界遺産には、3つのタイプがあるよ!
文化遺産:お寺やお城、むかしの町など、人がつくったもの
自然遺産:山、森、海など、自然の美しさやすごさがある場所
複合遺産:文化と自然、どちらの価値もある場所
この3つのタイプについては、別の記事で詳しく紹介しているよ!
③ まもることがとてもだいじ!
世界遺産は、時がたつとこわれたり、消えてしまったりすることもあるんだ。
人の手でこわされたり、地球温暖化や自然災害でダメージを受けたりすることも。
とても残念なことだよね。
だから、未来の人たちにも見せてあげられるように、今のわたしたちが大切に守ることが大事なんだ。
ユネスコは、そのためにいろいろな国といっしょに活動しているよ。
無くなったり壊されてしまう危険がある世界遺産のことを、「危機遺産」というよ。
危機遺産についてはこちらの記事で詳しく解説しているから、読んでみてね。
まとめ
世界遺産とは、
- 世界じゅうの人たちにとって大切なたからもの
- ユネスコというグループが決めるリストにのっている
- 未来にのこすために、みんなで守るもの
こう考えると、世界遺産は「ただの観光地」ではなく、地球にとっての大切な思い出や過去の人たちからのメッセージでもあるんだ!

きみも、世界遺産に興味をもって、僕たちといっしょに勉強してみない?
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